着物の用語-茜/あかね 植物染料のひとつです。 アカネ科の多年性蔓草で、日本の赤色の 染料として最も古いものです。 染料としては草の根っこを使います。 色は黄赤色で、主に絹の染料として 使われてきました。 茜染めは木綿には染付けが悪く、 絹でも絞り染めに多く利用されています。 染液には二十回以上も浸し染めます。 昔は茜染め専門の店も有りましたが、 現在では山形に残っているくらいです。 商品ときものQ&A 京都きもの工房 前の記事 次の記事