着物の用語-着尺/きじゃく

着物を仕立てるときの一着分の生地・着物の反物。

普通は幅約37cm・長さ約12.5mを
大人1人分として織ったものです。
(最近は体型の大きな方に合わせて幅38.5?40cm、
もしくはそれ以上になっています)

反物には小紋や友禅のような染物や、
紬や御召のような織物があり、

それぞれ染着尺・織着尺と言います。

羽織やコート用のものは短く、
羽尺と言います。

仕立てるときの目安としては、
裄丈を最大にとろうとする場合は
この2倍-(縫いしろ2cm×2)と考えてください。
ただし、実際に仕立てる場合は、
裄丈=(身幅÷2)+袖幅で、
袖幅が2~3cm長くなります。

この項目の関連:
男物着物・袴
女物着物

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