着物の用語-天蚕/てんさん 蚕の一種、山繭の事です。 クヌギやナラ、カシなどの木の葉を食べて 大型の繭を作ります。 この繭から紡いだ糸を天蚕糸・山繭糸と言い、 この糸で織った織物を天蚕絹・山繭絹と言います。 繊維は太く、節があり、光沢があり非常に太いです。 希少価値があり、絹織物の縫い取り部分などに 天蚕糸を少し加え織ります。 染める時その部分のみ薄く染まります。 商品ときものQ&A 京都きもの工房 前の記事 次の記事