卒業式や謝恩会に着る着物と袴の着付けについて
ご紹介します。
(写真は卒業式2WAY 袴 ぼかしのアート小町 ぼかし袴 2WAY 薄紫/濃紫 H505と二尺袖着物(小振袖)の袴用着物アート小町二尺袖きものK501を使用しています。
また襦袢は二部式を使用しています。)
二部式襦袢の裾除けを着て紐を結びます。
袴を着る事を加味し短めにします。
二部式襦袢の肌襦袢を着て腰紐を結びます。
二尺袖(小振袖)着物を羽おり、袖を通します。
二尺袖(小振袖)着物の右側を左脇に持って行き、裾の長さを調節します。
このとき袴を着る事を加味し短めにします。
二尺袖(小振袖)着物の左側も側を右脇に持って行き、裾の長さを調節します。
このとき袴を着る事を加味し短めにします。
腰紐を結びます。
袴を着る事を加味し上の部分結びます。
二尺袖(小振袖)着物の後ろ側にしわが出来ないよう整えます。
生地が余るようであればハの字の形に折ります。
この時、脇の生地より背中の生地が上にくるようにします。
袴下帯を写真のようにイカの剣先のような形に折り、腕を作ります。
(腕の長さは肩にかかるくらい)
腰紐の上に袴下帯を置きます。
袴下帯を2~3周巻きます。
袴下帯の腕側が上に来るよう一重結びをします。
袴下帯の腕と反対側を巻きながらたたみます。
袴下帯の腕と反対側の巻いた部分を腕側で上から固定し
袴下帯の腕を本体の袴下帯の下に上側から入れます。
ゆるい場合は袴下帯の腕を体の袴下帯の下側から引っ張ります。
袴下帯の上から袴を置きます。
袴下帯は少し見える程度にしてください。
袴の前側の紐を袴下帯の結び目の上に通し、
ひねって交差します。
(元々交差だけでもいいのですが、ポリエステルの袴は動くと緩みやすいのでひねります)
そして袴の前側の下で蝶結びをします。
袴下帯の上から乗せるように袴の後ろ側を置きます。
前に紐を回して中央より少し左で蝶結びをします。
後ろ側の紐を結び目の上に上から掛け、整えて完成です。
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卒業 袴 着物 襦袢