着物の文様-縁起紋/えんぎもん

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縁起紋七宝つなぎsippoutunagi
吉祥紋ともいいます。
おめでたい意を表す文様の総称で、瑞祥文(ずいしょうもん)ともいいます。

多種多様の文様があり、
鶴・亀・鳳凰・麒麟・牡丹・龍・霊芝・扇面・七宝など単独のものや
宝尽くし・七福神・三友(松竹梅)・桐に鳳凰など
二種以上組み合わせたものなどがあります。

由来も様々で
神様の使いの存在を表すもの
(鶴・亀・鳳凰・麒麟・竜等)
この項目の関連:
摺り友禅男襦袢 「白山」・額裏 (昇り龍柄)
天竜 男襦袢 ・額裏(龍柄)
縁起の良い、また魔よけの動植物を描いたもの
(菖蒲紋・桃・松竹梅)
男襦袢 「伊達小紋」ブランド(菖蒲紋)
古代より伝わる紋自体に意味があるもの
(七宝・かごめ・星型等)
赤に白 / 白に赤 又はその他の色
神仏様を描いたもの
(風塵雷神・七福神・竜神・仁王様等)
高級型染め 「天竜」ブランド
形状に吉祥を見出したもの
(扇子等)
言葉を文様化したもの(判じ紋)
(鎌〇ぬ/構わぬ・ふぐと茄子/福と成す)
洗える男襦袢
その他、七転び八起きのだるまの男襦袢・額裏、
初夢で見ると縁起のいい一富士ニ鷹三なすびの男襦袢・額裏などがあります。

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京都きもの工房
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