着物を着るにあたって袷を着たい季節なのに
暑い時が有ると思います。
(厳密には
袷の季節=1月・2月・3月・4月・11月・12月 / 単の季節=5月・6月・9月・10月 / 夏物の季節=7月・8月
と昔は言われましたが・・・)
ただ着物は伝統的に着るには下着・襦袢・着物・帯など
(場面によっては羽織やコートなども)
重ね着をするので袷の季節でも暑い時があります。
しかも最近はエアコンなどが効いて伝統的に着るには
必ずしも快適ではありません。
そんな時、着物の胴抜き仕立が解決法の一つです。
この仕立て方は、袷仕立に見えて、八掛だけ付いていて、
外からは袷仕立に見える仕立て方です。
一言に胴抜き仕立と言っても幾つかの方法が有ります。
(下記の図参照ください)
身頃の裏について
1.八掛だけ付属する方法(図のピンクの部分)
2.八掛の上に(図の水色の部分)、打揚までの部分を胴裏の一部を使用する方法
3.八掛の上に(図の水色の部分)、同じ八掛を使用する方法
(2.の、「胴裏の一部の部分」に八掛生地を使う)
袖の裏について
1.単にする方法(裏生地無し仕立)
2.袷にする方法(裏生地有り仕立)
3.八掛だけ付ける(袖口と振)に八掛生地だけ使う方法
(図のピンクの部分だけ)
着物を胴抜き仕立をした場合、身頃をすっきりと着こなす効果もあります。
もし、胴抜き仕立をしたい場合は
ご自身の寸法と合わせて誂えさせて頂きます。
料金は、
- 八掛だけ / 袖 1.単=単仕立+2,000円(税別)
- 身頃 1.八掛だけ / 袖 1.袷=袷仕立と同額(税別)
- 身頃 2.八掛生地+胴裏一部 / 袖 2.袷=袷+2,000円(税別)
袖の3の仕立(八掛だけ付ける)のは
表生地に縫い目が映るリスクが有るので
弊社では基本的に行っていません。
お気軽にお問合せ下さい。
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